東京大神宮
2013-11-16


記紀神話の冒頭に描かれる世界の始まり
最初に出現するのが
天之御中主神アメノミナカヌシノカミ
高御産巣日神タカミムスヒノカミ
神産巣日神カミムスヒノカミ
の三柱

造化三神と呼ばれる神様達だが
彼等は今ひとつ人気がない
日本には八百万の神がいるのに
それらは実は元は一つなのだという理屈
たくさんの部族を統べるための屁理屈
政治の臭いがプンプンする

明治13年明治天皇のご裁断を仰ぎ
日比谷に伊勢神宮の遥拝所が建設される
後に飯田橋に遷るこの神社
天皇はアマテラスの直系であるという理屈
だから天皇の下に民衆は服従せよという屁理屈
政治の臭いしかしない

大正8年には朝鮮に
アマテラスと明治天皇を祀る
朝鮮神宮が建設される
政治以外の何ものでもない

とは言えこの東京大神宮
アマテラスと造化三神に加え
外宮のトヨウケヒメと
アマテラスの鎮座地を探し彷徨い続けた
倭姫命ヤマトヒメノミコト
が勢揃いするある意味
本家伊勢神宮よりも強力な神社なのだ
縁結びなんて御手の物である

それにしても
此処はいつ来ても若い女達が行列している
若くないのもいるが
読んでも理解できなかった
故吉本隆明氏の共同幻想論を
解ったような気にさせてくれる

そんな訳で
毎回躊躇していた
女達の行列に
今日はオッサン一人
並んでみる事にする

禺画像]
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東京大神宮
東京都千代田区富士見2-4-1

[千代田区]
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